会報10号より

2012/12/27

利用者さんから声


今回の入院・手術で初めて1歳の息子と離れて過ごす事になり、たくさんの不安を抱えたまま入院生活がスタートしました。
 入院直後、息子は搾乳した母乳も水分も朝食も拒否し、毎日泣きながら朝まで13時間以上も頑固に飲まず・食わずで私を待っていました。毎朝、看護師さんから夜から朝までの様子を聞いては切なくて涙がにじみました。

 入院3日目の夜からは寝ると私がいなくなることが解ったようで、眠りそうになるとパッと、目を開いて、泣きながら私の首元に手を伸ばしてしがみつき、眠らないようにと息子なりに必死でした。その姿に涙が止まらず、息子の頭をなでながらゴメンネ、ゴメンネと謝るばかり。来る日も来る日も親子で涙を流しながら息子が泣きつかれて眠るのを待ちました。毎日眠った息子を抑制して帰るのも複雑な気持ちでした。辛くて泣きながら帰った日もありました。

 ある夜、リラのいえへ帰ったら、佐伯さんが“笑顔で迎えて下さいました。佐伯さんの優しさに触れて泣いてしまいましたが、胸の中にあったことを聞いて下さったおかげで気持ちが楽になり、翌日、また笑顔で息子に会いに行けました。
 リラのいえに滞在中の方々とも色々なお話ができ、癒され、励まされました。
寒い夜に具たくさんのお味噌汁を分けて下さった方もいました。身体は勿論心も温まりました。とても有り難かったです。本当に素敵な方々に出逢えたくさんの刺激や気づきがあり、良い経験、勉強になりました。1日がこんなにも長く感じた事は無かったけれど、この情況も辛いばかりではありません。皆さんを見習って私も私に出来る何かを模索中です。

 入院生活10日も過ぎると息子も環境に慣れ、夜は少々ぐずる事もありますが入院当初ほど泣きすがる事はなくなりました。相変わらず、毎朝私に会うまでは飲まず、食わずを貫く日も多々ありますが、病棟内にお友達もでき笑顔も見られ今はほっとしています。術後の経過も良好なのであと数日で退院です。

 辛い時、気持ちに寄り添って下さった佐伯さんやボランティアの方、看護師さん、病棟の保育士さん、出逢ったお母さん達、皆さんに支えられ、今日も笑顔で息子と楽しく過ごす事が出来ました。叉、リラのいえを利用させて頂けたお陰で、毎晩息子が眠るまで傍にいる事ができました。皆様には心から感謝・感謝です。
本当にありがとうございました。
                           県内在住 1歳児の母

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